開通したので早速速度テスト。下りは40~50Mbpsの速度が出ていて、上りは10Mbpsに少し足りない程度の速度が出ている。これはソフトバンクやY!mobileと同等の傾向で、混雑時間帯もあまり速度低下なく利用できている。
リモートホストを調べてみると、これもソフトバンクやワイモバイルと同じ「opnemobile.ne.jp」というもの。IPv6接続については、APN設定でAPNプロトコルでIPv4/IPv6としても通信できない。ソフトバンクやY!mobileの場合ではIPv6が有効になっているが、LINEMOでは現時点ではできないようだ。
そのほかでは、特に気になった点はなく、スムーズにデータが流れてくる回線という印象だ。
新iPhone SEで速度測定。Y!mobile同様の傾向で十分な通信速度が出ている
今回はいち早く新しいものを試してみたかったので、eSIMで開通したが、eSIMで使う上で気になるのが端末を変更する際など、再ダウンロードがすぐにできるかといったサービスの柔軟性だ。eSIMで先行した楽天モバイルは当初は再発行に手数料が必要だったが、現在は無料。違うeSIM対応端末で利用したり、本体をリセットして設定しなおしたりするにはeSIMのサポート体制が重要になる。
違う端末で使うなどeSIMの再発行はウェブサイトからできる。手数料は0円
eSIMの再ダウンロードはウェブサイトのMy Menuから「契約・オプション管理」を選び、「ご契約内容の確認」の中に「eSIM設定」がある。受付時間が9~21時までという制限があるものの、手数料0円ですぐに再発行ができ、iPhoneからPixelへと簡単にeSIMを移し替えることができた。
eSIMから通常の物理SIMへの変更はFAQによると、「チャットサポートへお問い合わせください」となっているが、反対の物理SIMからeSIMへの変更は「現在受付していません」となっている。いずれは簡単に変更できるようになると思われるが、当面は物理SIMで申し込むとeSIMに変更はできないようなので、どちらで申し込むか慎重に決めたほうがいいだろう。
今回はソフトバンクからLINEMOに移行したが、少し手間はかかるものの、通信量の大きなプランが安価に利用できるので便利なサービスだと思う。申し込み時にLINEMOで利用できない割引やサービスが書いてあったが、キャリアメール、留守番電話、キャリア決済がなくて問題が無いのであれば有用なサービスとなるだろう。
また、今回はeSIMで開通したが、eSIM対応端末を持っていて、格安SIMの設定が簡単にできる人ならeSIMがオススメだ。開通までの時間が短いことや、iPhoneやPixelで2回線を1台のスマートフォンで同時利用できるなど活用の幅が広がる。
このあと、月内にはpovoとahamoのサービスインも続く予定。もし、まだ割高なプランを使っていて、割安な新サービスに変更したいと考えているなら、乗り換えで使えなくなるサービスなどを事前にチェックしておき、スムースな移行への準備をしておくことをオススメしたい
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