2万円台半ばでアプリ同時表示機能が使える10.1型ハイコスパタブレット

2万円台半ばでアプリ同時表示機能が使える10.1型ハイコスパタブレット

  • 沿って huawei-accessories
  • 11/09/2022

「MediaPad T2 10.0 Pro」(以下、T2 10.0 Pro)は、ファーウェイが発売するAndroidタブレット「MediaPad」シリーズの最新モデル。従来モデル「MediaPad T1」の後継モデルと考えていいだろう。

製品の位置付けは、コストパフォーマンスを追求したミドルレンジモデルとなる。後ほど紹介するように、ハイエンドモデルと比べるとスペックはやや抑え気味だが、必要十分な機能が詰め込まれており、メインストリームタブレットとして申し分ない仕様となっている。

2万円台半ばでアプリ同時表示機能が使える10.1型ハイコスパタブレット

その反面、本体デザインは、コスト追求モデルらしくやや地味で、樹脂製筐体を採用していることもあり、少々安っぽさも感じられる。ただ、筐体色はホワイト基調で目立つような装飾もほとんどなく、比較的すっきりとしたデザインなので、このクラスの製品としてはまずまず好印象だ。

本体サイズは、259.1×156.4×8.5mm(幅×奥行き×高さ)。ファーウェイ製タブレットでは、液晶ベゼルを狭めた製品が多くなっているが、T2 10.0 Proに関してはベゼルはそれほど狭くはなく、10.1型液晶搭載タブレットとして標準的なフットプリントとなっている。厚みもこのクラスのタブレットとしては普通だ。

重量は公称約495g、実測では482.5gだった。10.1型タブレットの最軽量モデルでは400gを切る軽さを実現する製品もある。タブレットは常に手に持って使うのがほとんどということを考えると、軽いに越したことはないが、価格などとのバランスを考えると標準的だろう。

なお、本体デザインは、auから発売されている「Qua tab 02」にかなり近い。細かな違いは見られるが、スペック面もかなり似ていることから、T2 10.0 ProはQua tab 02をベースとして一部機能を省いたモデルと言えそうだ。

本体下部側面。高さは8.5mm左側面上部側面右側面液晶面。フットプリントは、259.1×156.4mm(幅×奥行き)裏面。樹脂製筐体はやや安っぽい。デザインは「auのQua tab 02」にかなり近い本体重量は、実測で482.5g。特別軽いわけではないが、このクラスのタブレットとしては標準的