ファーウェイは、リーズナブルな価格ながらアクティブノイズキャンセリング(ANC)を搭載した完全ワイヤレスイヤフォン「HUAWEI FreeBuds 4i」を発表した。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は9,680円。カーボンブラック、セラミックホワイト、レッドの3色展開で、ブラックとホワイトは4月20日、レッドは5月に発売する。
同社の完全ワイヤレスイヤフォンは、“スマート×イノベーション”をテーマにした「FreeBuds Pro」、“技術×ファッション”の「FreeBuds」、“若さ×エンターテインメント”の「FreeBuds i」の3種類で展開されており、今回の「FreeBuds 4i」はミドルレンジに位置づけられる「FreeBuds i」シリーズの製品。
カラーは3色展開高感度ポリマー振動板を採用した10mm口径のドライバーを搭載し、「豊かな楽器のハーモニーとクリアなボーカル、迫力の低音、絶妙なバランスのサウンド」をもたらすという。再生周波数帯域は20Hz~20kHz。Bluetooth 5.2準拠でコーデックはSBCとAACをサポートする。
イヤフォンに搭載されたセンサーが周囲の環境音を認識してノイズを低減。イヤフォン本体は人間工学に基づいて設計されており、耳にフィット。単体で約5.5gと軽量なため、長時間のリスニングでも圧迫感が少なく快適に装着でき、ノイズを軽減するという。周囲の環境音を取り込む外部音取り込みモードも備えた。
独自のビームフォーミング技術とAIノイズリダクション技術を組み合わせたデュアルマイクの通話ノイズキャンセリング機能を搭載。人混みの中でもクリアな会話ができるという。イヤフォンにはタッチセンサーを搭載し、音楽の再生/停止や電話への応答、ANCのオン/オフなどを操作できる。
同社のEMUI10.0以上のスマートフォンと組み合わせると、充電ケースを開くだけでポップアップが通知され、簡単にペアリングができる。一度ペアリングしたあとは、充電ケースを開く度にスマートフォンやタブレットに自動接続される。
AirPods Pro(上)と比べたところ。「HUAWEI FreeBuds 4i」は楕円形の充電ケースも特徴充電ケースは楕円形でコンパクトなデザイン。連続再生時間はイヤフォン単体で、ANCオン時は約7.5時間、オフ時は約10時間。充電ケース使用時はANCオン時で約16.5時間、オフ時で約22時間。イヤフォンは約1時間、充電ケースは約90分で充電できる。ケースの重さは約36.5g。
そのほか、HUAWEIは血中酸素測定機能を備えたスマートバンド「HUAWEI Band 6」や専用ステンレスボディ、フッ素エラストマーバンドを採用したスマートウォッチ「HUAWEI WATCH FIT Elegant Edition」、ステレオスピーカーを搭載した10.1インチタブレット「HUAWEI MatePad T 10s」と9.7インチ「HUAWEI MatePad T 10」も合わせて発表している。
「HUAWEI Band 6」は全4色展開で、価格はオープンプライス。店頭予想価格は8,580円で、グラファイトブラックとサクラピンクは近日発売、フォレストグリーン、アンバーサンライズは5月以降発売予定。
「HUAWEI WATCH FIT Elegant Edition」はフロスティホワイト、ミッドナイトブラックの2色。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は19,800円、4月23日発売。
タブレットについては別記事で紹介している。
スマートバンド「HUAWEI Band 6」スマートウォッチ「HUAWEI WATCH FIT Elegant Edition」