「Touch Keyboard and Handwriting Panel Service」
「Windows 10」の開発チームは「フィードバック Hub」や“Microsoft サポート”、“Twitter”をはじめとするSNSなどに寄せられたフィードバックをもとに製品の改善に取り組んでいるが、日本語入力(IME)の問題を報告するユーザーの複数が「Touch Keyboard and Handwriting Panel Service」と呼ばれるサービスを無効化しているという。日本時間19日付けで公開された公式ブログ“Windows Blog for Japan”で、当該サービスを無効化しないよう呼び掛けている。
「Touch Keyboard and Handwriting Panel Service」はバックグラウンドで動作しているプログラム(サービス)の一つで、その名の通りタッチキーボードや手書き入力パネルの管理をつかさどっている。しかし、最近の「Windows 10」ではその役割が増し、日本語入力やクリップボードの履歴、絵文字パネル、音声入力など、入力に関わる機能にも広く用いられるようになっているという。そのため、タッチキーボードが不要だからといった単純な理由でこのサービスを無効化すると、さまざまな副作用が生じることがある。
開発チームによると、以下の理由からサービスを自己判断で無効化することはお勧めできないとのこと。Microsoftのサポートや端末の製造元から指示された場合を除き、避けるのが無難だ。
もしタッチキーボードが不要であれば、以下の方法で使えないようにすることが推奨されている。